自己破産について

自己破産とは、裁判所を通して手続きを取ることで生活に必要な財産を残したうえで、借金(税金等を除く)をゼロにする手続きです。

原則的に価値のある財産は清算し債権者への支払うことになりますが、一定の財産は残すことができ、車を残せる場合もあります。誰でも簡単に自己破産の手続きが認められる訳ではなく、「支払不能」であることが必要です。

手続きはあくまで名義人の方が対象となりますので、夫婦の夫が自己破産の手続きをしても妻の財産・信用情報については影響はありません。しかし自己破産のお手続きは、同居の家族に内緒ですることは困難です。

自己破産をしないに越したことはありませんが、様々な事情が重なって自己破産をせざるを得ない方がいらっしゃると思います。そうした方には、返済がなくなり、今後の借入も一定期間できなくなることから生活再建・人生の再スタートには最も適した手続きです。

自己破産のメリット・デメリット

<メリット>

  • 非免責債権(税金等)を除いて今後の支払いが不要なので、生活の再建がしやすい。

  • 生活に必要な物や一定の財産を残せる。

<デメリット>

  • 今後一定期間、借入れが困難になります。

  • 一定の職業・資格の制限があります。

  • (*申立から免責許可決定確定までの間)

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