任意整理手続きの流れ

各債権者へ受任通知を送付・取引履歴の開示請求

  • 債権者に債務整理手続きが開始したことを知らせるため受任通知を送付します。
  • 受任通知を送付することにより、債権者からの請求はストップします。(貸金業法24条1項9号)

利息の引直し計算

  • 債権者から送られてきた取引履歴を参考にして利息の引き直し計算をします。
  • 引き直し計算の結果、過払い金が生じている場合には、過払い金返還請求をします。

和解交渉

  • 債権調査が終了し債務額が確定すると、今後の支払回数・金額について司法書士が債権者と交渉します。
  • 「司法書士による任意整理の統一基準」に従って将来利息0%、和解までの遅延損害金なしの方向での和解を目指します。
  • 支払期間は、通常3年(36回払い)で最長5年(60回払い)となります。
  • 対応は債権者ごとに異なりますので希望通りの金額で和解できるとは限りません。
  • なお、債権調査の結果や受任当時の生活状況の変化(失業など)によっては、当初は任意整理手続きでも、自己破産や個人再生の手続きに変更となる場合もあります。

支払開始

  • 和解契約の内容に従ってお支払いをして頂きます。返済方法は一般的に和解契約書に記載してある債権者の口座に振込にて支払っていくことになります。
  • 生活状況が変わり和解契約書の内容で支払いが難しくなった場合には、再度ご相談ください。

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